愛媛県選手権 帆走指示書(SI)

 愛媛県選手権 帆走指示書(SI)
 [NP]の表記は、艇は、他艇の規則違反に対し抗議できないことを意味する。これは、RRS 60.1(a)を変更している。
1規則
1.1本大会には『セーリング競技規則』に定義された規則が適用される。
1.2RRS42違反に対し、RRS付則Pを適用する。
1.3付則Tを適用する。
2帆走指示書の変更
2.1帆走指示書の変更は、それが発効する当日最初の予告信号の60分前までに公式掲示板に掲示される。但し、レース日程の変更は、発効する前日の19:00までに掲示される。
3選手とのコミュニケーション
3.1競技者への通告は、LINEのオープンチャット上に設置された公式掲示板に掲示される。
URL:https://line.me/ti/g2/JJcbvXOGJgIgJHWeOe0lq9YBdn91qJ5zSnKRDw?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default
4行動規範
4.1[DP] 競技者および支援者は、レース委員会からの合理的な要求に応じなければならない。
4.2[DP] 競技者および支援者は、主催団体によって提供された、[装備の取扱い][または][提供される広告の掲載]を、その使用に関する指示に従い、その機能を妨げることなく、実行しなければならない。
5陸上で発せられる信号
5.1陸上で発せられる信号は、艇庫前に設置されたポールに掲揚する。
5.2〔NP〕〔DP〕音響信号1声と共に「D旗」が掲揚された場合は、「予告信号は、D旗掲揚の30分以降に発する。」を意味する。艇は、「D旗」が掲揚されるまで出艇してはならない。「D旗」がクラス旗の上に掲揚された場合、そのクラスにのみ適用する。
5.3個別のレースに対して「AP旗」は掲揚しない。予告信号予定時刻の30分前までに「D旗」が掲揚されない場合、その日のレース又は次のレースのスタートは、延期されていることを意味する。
6レース日程
6.1レースは以下の通り実施する 1月10日(月) 10:00 ダブルハンド 第1レース予告信号 10:05 シングルハンド 第1レース予告信号 10:10 OPクラス 第1レース予告信号
6.2最大5レースを実施する。
6.31つのレースまたは一連のレースが間もなく始まることを艇に注意喚起するために、予告信号を発する最低5分以前に、音響1声とともにオレンジ色のスタート・ライン旗を掲揚する。
6.4レースの予定された最終日には、14:25より後に予告信号を発しない。
7クラス旗
7.1クラス旗は、以下のとおりとする。 470級,420級‥‥‥‥‥『420』 旗
レーザー級,レーザーラジアル級‥‥『レーザー』旗
OP級‥‥‥‥‥『OP』旗  
8レース・エリア
8.1レース・エリアは、添付図?のB海面とする。
8.2「添付図1」のレース海面にならなくても、艇からの救済要求の根拠とはならない。この項は、RRS 62.1(a)を変更している。
9コース
9.1SI付属文書添付図?の見取り図は、レグ間の概ねの角度、通過するマークの順序、それぞれのマークをどちら側に見て通過するかを含むコースを示す。
9.2予告信号以前にレース委員会の信号船に、最初のレグのおおよそのコンパス方位を掲示する。
10マーク
10.1添付図2で示すマーク1、2は、ピンク色の円錐台形ブイを使用する。
ただし、OP級のマーク1は緑色の円錐台形ブイとする。
10.2スタート・マークは、スタート・ラインのスターボードの端となるレース委員会信号船とポートの端にある黄色の細い円柱形ブイとする。
10.3フィニッシュ・マークは、フィニッシュ・ラインのポートの端となる「オレンジ旗」と「青色旗」を掲揚しているレース委員会の信号船とスターボードの端にあるオレンジ色の球形ブイとする。
10.4SI 12規定される新しいマークは、黄色の細い円柱形ブイを使用する。ただし、OP級の新しいマークはオレンジ色の球形ブイとする。
11スタート
11.1レースは、RRS 26を用いてスタートさせる。
11.2スタート・ラインは、スターボードの端にある「オレンジ旗」を掲揚しているポールとポートの端にあるスタート・マークの間とする。
11.3他のレースのスタート手順の間、予告信号が発せられていない艇は、スタート・ラインから概ね50m以内の範囲およびコースサイドから離れていなければならない。〔NP〕〔DP〕
11.4スタート信号後4分以内にスタートしない艇は、審問なしに『スタートしなかった(DNS)』と記録される。 これは付則A 5.1とA 5.2を変更している。
12コースの次のレグの変更
12.1コースの次のレグを変更するために、レース委員会は、新しいマークを設置し、(または、フィニッシュ・ラインを移動し)、実行できれば直ぐに「元のマーク」を除去する。その後の変更で新しいマークを置き換える場合、そのマークは「元のマーク」で置き換える。
13フィニッシュ
13.1フィニッシュ・ラインは、ポートの端にあるフィニッシュ・マーク上に『オレンジ旗』を掲揚しているポールと、スターボードの端にあるフィニッシュ・マークの間とする。    
14タイム・リミットとターゲット・タイム
14.1  マーク1のタイム・リミット、レース・タイム・リミット(RRS 35参照)およびフィニッシュ・ウィンドゥを下表に示す。 クラス マーク1の
タイム・リミット レース・
タイム・リミット フィニッシュ・
ウィンドゥ ターゲットタイム 470級 420級   20分 60分 15分 40分 レーザー級,レーザーラジアル級  20分 60分 15分 40分 OP級 20分 60分 15分 40分    
14.2マーク1のタイム・リミット内に1艇も最初のマークを通過しなかった場合、レースは中止される。
14.3最初の艇が、コースを帆走してフィニッシュから起算されるフィニッシュ・ウィンドゥ内にフィニッシュしない艇は、審問なしに「フィニッシュしなかった(DNF)」と記録される。この項は、RRS 35、A4およびA5を変更している
14.4ターゲット・タイムどおりとならなくても、救済要求の根拠とはならない。これはRRS 62.1(a)を変更している。
15審問要求
15.1[それぞれのクラスに対して]、抗議締切時刻は、[そのクラスの]その日の最終レースに最終艇がフィニッシュした後、またはレース委員会が、本日これ以上レースは行わないという信号を発した後、どちらか遅い方から60分る。時刻は公式掲示板に掲示される。
15.2審問要求の様式は、「プロテスト委員会事務局」で入手できる。
15.3プロテスト委員会は、ほぼ受付順に審問を行う。審問の当事者及び証人として指名された競技者に審問のことを知らせるため、抗議締切時刻後30分以内に通告が掲示される。
15.4レース委員会、またはプロテスト委員会による抗議の通告を、RRS 61.1(b)に基づき伝えるために掲示する。
15.5SI 1.2に基づき、RRS 42違反に対するペナルティーを課せられた艇のリストは掲示される。
15.6〔NP〕と記載された帆走指示書の規則の違反は、艇による抗議の根拠とはならない。この項は、RRS 60.1(a)を変更している。
15.7審問再開は、判決を通告された日の翌日の9時00分までの間に限り求めることができる。ただし、最終日に判決を通告された場合には、判決を通告されてから15分以内とする。この項は、RRS 66を変更している
15.8最終日のプロテスト委員会の判決に基づく救済要求は、判決の掲示から15分以内に提出されなければならない。これは、RRS 62.2を変更している。
16得点
16.1得点方式は、RRS付則Aに規定された「低得点方法」を適用する。
16.2シリーズの成立には、1レースを完了することが必要である。
16.3完了したレースが、4レース未満だった場合、艇のシリーズの得点は、レース得点の合計とする。 完了したレースが、5レース以上だった場合、艇のシリーズ得点は、最も悪い方から1つの得点を除外したレースの得点の合計とする。
16.4SI 17申告に関する手続きに誤りのあった艇に対して、レース委員会は審問なしに「PTP」と記録し、確定順位+3点の得点を与える。ただし、その艇は「フィニッシュしなかった艇」より悪い得点が与えられることはない。この項は、RRS 63.1、A4およびA5を変更している。なお、引き続きのレースが行われた場合には、SI 16.2の手続きの誤りについてはその直後のレースに、SI 16.3の手続きの誤りについてはその直前のレースにペナルティーを課す。
17申告〔NP〕〔DP〕
17.1出艇および帰着申告は、署名方式で行う。署名用紙は、「レース申告受付所」に用意される。
17.2出艇しようとする艇の艇長は、その日の9時30分から当該クラスの「D旗」掲揚10分後までに署名用紙に署名をしなければならない。
17.3帰着した艇の艇長は、帰着後直ちに署名用紙に署名しなければならない。当該種目のレース終了後(引き続きのレースが行われた場合、そのレース終了後)、またはレース委員会が、「本日はこれ以上レースを行わない」という信号を発した後、どちらか遅い方から60分後までに署名用紙に署名をしなければならない。ただし、レース委員会の裁量により、この時間を延長することがある。16.4 レースの中止または延期により帰着した場合も、中止または延期信号を発してから60分後までに帰着申告を行わなければならない。中止または延期されたレースが再開される場合、SI 17.2に従い、再度出艇申告を行なわなければならない。
17.4出艇しない艇、リタイアしようとする艇および引き続き行われるレースに出走しない艇は、「リタイア報告書」を「レース申告受付所」に提出しなければならない。
17.5海上にてリタイアしようとする艇および引き続き行われるレースに出走しない艇は、リタイアの意思を近くのレース委員会船に伝え、速やかにレース海面を離れなければならない。当該艇の艇長は、帰着後直ちにSI 16.3の帰着申告を行ったうえ、「リタイア報告書」を「レース申告受付所」に提出しなければならない。
18安全規定
18.1レース委員会は、危険な状態にあると判断した艇に対し、リタイアの勧告および強制救助を行うことができる。この項は、艇による救済要求の根拠にはならない。この項は、RRS 62.1(a)を変更している。
18.2470級、420級を除き、艇は自らの安全のために、マスト・トップに浮力体を取り付けることができる。
19乗員の交代と装備の交換
19.1[DP] 競技者の交代は、レース委員会による事前承認なしでは許可されない。
19.2[DP] 損傷または紛失した装備の交換は、レース委員会の書面による承認なしでは許可されない。交換の要請は、最初の妥当な機会(ただしレースの後でも可)に、その委員会に行わなければならない。
20装備と計測のチェック
20.1艇または装備は、クラス規則、レース公示および帆走指示書に適合しているか、いつでも検査されることがある。
21ごみの処分
21.1ごみは、大会運営[または支援者]船に渡してもよい。
22
22.1  賞を次のとおり与える。
各クラス 賞状 1位
23リスク・ステートメント
23.1RRS 3には『レースに参加するか、またはレースを続けるかについての艇の決定の責任は、その艇のみにある。』とある。大会に参加することによって、それぞれの競技者は、セーリングには内在するリスクがあり、潜在的な危険を伴う行動であることに合意し、認めることになる。これらのリスクには、強風、荒れた海、天候の突然の変化、機器の故障、艇の操船の誤り、他艇の未熟な操船術、バランスの悪い不安定な足場、疲労による傷害のリスクの増大などがある。セーリング・スポーツに固有なのは、溺死、心的外傷、低体温症、その他の原因による一生消えない重篤な傷害、死亡のリスクである。
24保険
24.1有効な第三者賠償責任保険に加入しなければならない。